西新井ギャラクシティと日本列島7億年

先日の3連休に西新井ギャラクシティ@東京足立区を訪れた。2013年にリニューアルして今の形になったようだが、訪れたのは初めて。

www.galaxcity.jp

 

コンサートをする音楽ホールや子ども(乳児から小・中学生くらいまで)が遊べるアスレチックやクライミング、科学を楽しく学べる体験型ルームなどが一緒になった大きな施設だ。

足立区が運営しており、子どもが遊ぶところは一部有料の部分もあるが、ほとんどが無料。

その上、広くてきれいだから、3連休最終日だったがかなり賑わっていた。

アスレチックは30分毎の完全入れ替え制だが、大行列ができており、我が家は今回は断念した。

 

今回、ここを訪れた目的は「まるちたいけんドーム」というシアター。

プラレタリウムも楽しめるシアターがあり、そこで「新恐竜大進撃」というプログラムをやっていたからだ。

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過去にテレビ放送された「NHKスペシャル」の焼き直しだが、大画面、大音量、そして新しい構成となっている。

 

恐竜は大画面だと迫力がより一層増す。

恐竜の大きさがよりリアルに体験できるからだ。実際、このシアターはプラレタリウム仕様なので上を見上げて画面を見る形になるのだが、そこに恐竜の顔が迫ってくる。

なかなかの迫力だ。

タンバティタンの顔がグイーッと近づいてくる場面では、草食恐竜だとわかっていても鼓動が早まり、怖いと感じてしまった。

ティラノサウルスが「グワガァー」と雄叫びをあげている場面では、「頼むからこっちに来ないで・・・」と思ってしまう。

 

料金は30分の上映で大人500円、小学生以上の子どもは100円(ちなみに未就学児は無料)。

 

他の部分の施設利用料がタダなので、当初はちょっと高いと感じてしまったが、期待以上に楽しかったのでお金を払ってよかった。

 

そして、シアターに入る前に時間があったので立ち寄った学習スペースに「ご自由にお持ちください」と置いてあったのが、

「一家に1枚 日本列島7億年」のポスター。

stw.mext.go.jp

 

制作は文部科学省、企画は日本地質学会、監修は東北大学の先生という本格的かつ入門的な内容。

日本列島の地質、地層、地球の歴史、地質年表とB2サイズに内容がみっしり詰まっている。

 

恐竜を知ると、必然的に地学にも興味が出てくるので、恐竜にはまっている親子にちょうどいい。

ただ、このポスターに書かれている文章の漢字にはルビがないので、専門用語が読めない。その都度、ネットで検索することになる。

漢字が読めないと読む気力が激減することを再認識させられる。

でも、新しい知識が増える感覚が楽しくて、不思議と面倒とは感じない。

しばらくはこのポスターで楽しめそう。

A3版ならダウンロードできるので、ポスターサイズにはならないが入手可能だ。

石や地層といった地学に興味があるならオススメの1枚。