100億年ライフ

地球が誕生したのは約46億年前と言われている。

そして、今から約50億年後には太陽が膨張し、地球は太陽に飲み込まれると言われている。

太陽が膨張したら、50億年を待たずに地球上の温度が上がり過ぎて生物は生きられない環境になるはずだが、生きていようが絶滅していようが、どちらにしても50億年後には地球はなくなる(という予測だ)。

 

※これは地球は太陽系であり、太陽とほぼ同じ寿命ということから算出されている。詳しく知りたい場合はぜひ調べてみて。インターネットで検索するだけでもたくさんの情報が得られる。

 

地球が生まれて死ぬまで、ざっくり数えて100億年。

 

今は一生のうちの折り返し地点くらいか。

人間なら80歳まで生きるとして、40歳。アラフォー。そう、今の地球はアラフォー。

そう考えると、急に地球に親近感が湧いてきた。今の私とほぼ同年代。

 

 50億年後にははどうせ地球がなくなるんだから、今何をしたって意味ない、と考えることもできる。

かつて「1999年に地球が滅亡する」というノストラダムスの大預言があった。

子供の頃、「それなら宿題なんてしなくていいじゃん。今、楽しいことだけやってりゃいいじゃん。漫画読んで、テレビ見よう。夜更かししちゃうぜ。」と思った。

でも、その大預言が外れた時のことを考えると、勉強せず、遊び呆けていた場合のリスクもある。

 

そして、今は1999年を超えて2020年が目前だ。

 

ノストラダムスの大預言に比べたら、50億年後に地球が太陽に飲み込まれて消滅するというのは、今の人類の最先端科学で計算されていることだから、信ぴょう性は高い。

 

そして、人間一個体の寿命で考えると長生きしても100年程度だから、まだ一生を全うする時間はある。

 

人間、つまりホモ・サピエンスという種の存続で考えると、どれくらいこの種が続くのか。

地球がハビタブルゾーン(生物が生存できる環境)にあるのはあと17億年くらいと言われている。

恐竜は1億6千万年間、地球上で繁栄した。

人類が地球上に誕生したのは、最初の原人で240万年前、ホモ・サピエンスはわずか20万年前だ。

たとえ1億年、繁栄できるとしても、地球がハビタブルゾーンから外れてしまう前には十分な時間。

人間はどれくらい種を存続できるのだろうか。1千万年、1億年、2億年、、、、

それは今の積み重ね次第ではないか。

 

自分の子供には、快適な環境で生きて欲しいと思う。

もちろん、その子供も、その次の子供も・・・。

 

そう考えると、たとえ50億年後に地球が消滅しようとも、生きる可能性がある限り、安心、快適な環境を維持したい。

 

そして、これまでの46億年とこれからの50億年のことを考えて、今現在、私のすべきことは何か、私にできることは何か、考えてみる。

 

一番に思いつくのは、快適な環境、それは温度や湿度、つまり気候のこと。そして衛生面。

それらに影響を与える、私にできるアクションは?

 

  • ゴミの分別
  • 節電
  • 節水
  • 環境を配慮した製品を選ぶ
  • 食品ロスを減らす

 

他には?

 

私にできることを、一つずつ積み重ねていく。

それが100億年ライフ。